2年前の西日本豪雨災害。岡山県でも多くの方が亡くなられました。
本題に入る前にまずこれだけは知っておいてください。それは、
垂直避難です。
豪雨災害が起こったとき、安全な場所に避難することはベストですが、色々な事情で逃げ遅れたりする場合があります。その際に濁流の中を逃ることは非常に危険です。
そのようなときは、自宅の2階や屋根の上に避難してください。
逃げ遅れた!!やばい!!とパニックにならずにまずこの垂直避難を思い出していただければと思います。
それでは本題に入ります。実際に岡山県真備町で救助活動の任務にあたった隊員の話です。
その隊員は住民の避難誘導をしていたのですが、急激に周囲の水位が上昇したため、避難所に住民を避難させることを断念し、近くの民家の2階に住民とともに避難しました。しかし、更に水位が上昇し屋根の上に避難しました。
それでも水位が上昇し続けました。住民達からも「どうにかしてください」「大丈夫ですか?」と不安な言葉を投げかけられました。
その隊員も
もう駄目かもしれない。これで・・・
と思ったそうです。そのとき
妻と妻のお腹のなかにいるもうすぐ生まれてくる我が子のことを思い出し、
絶対に生きて、家族のもとに帰る!!
と強く思ったそうです。
自分も不安になりながらも、被災者を励まし続け、なんとか生きて帰ることができました。
あのときあきらめていたら・・・・・
つくづく、愛する家族がいるのは素晴らしいと思います。
新しい家族を作るお手伝いができるようにこれからも頑張っていこうと思います。
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元警察官仲人・山下陽