コロナの影響でスポーツ観戦デートはしばらくできませんでしたが、ここにきて、スポーツ界も観客を入れた試合ができるようになりました。感染対策をしっかりとすれば、楽しいデートになると思います。
さて今回は、野球の話です。野球でよく言われることが
ホームランよりヒットを狙え！！
色々と意見はありますが、一発逆転を狙わずに次につながる攻撃をしようという意味です。
ここで問題です。昨年のプロ野球のホームラン王は誰でしょう？
正解は
セリーグ ソト選手（ＤＮＡ） ４３本塁打
パリーグ 山川選手（西部） ４３本塁打
です。
山川選手の場合、４３本のホームランを打つのに
１４３試合 ６２６打席
が必要でした。つまり３試合に１本、１５打席で１本の計算になります。
さすがホームラン王ですが、毎試合ホームランが打てるわけではありません。
それ以外の選手は、もっと確率が低くなります。
監督としては、たまに出るホームランを期待するよりも、コツコツとヒットを積み重ねる攻撃のほうがいい作戦だと思いますよね。
実際に１本もホームランが出ない試合も多くあります。
ある有名な監督の言葉ですが、婚活に通じるものがあるのでご紹介します。
特に交際初期には・・
それは
攻撃で一番重要なことは、アウトを取られないようにすること
アウトを取られなければ、永遠に攻撃できる。
です。
別にヒットさえも打たなくていい。四球（フォアボール）でも塁に出れば攻撃は続けられます。
お見合いやデートにおいても同じですよね。
相手からアウト（もう会いたくない！！）と言われないかぎりは何度でもアタックすることができます。
だからフルスイングして、アウトになるよりも、次につながる行動をすることがいいのではないでしょうか？
ホームランか？三振か？
ではなく、「次もあってもいいかな？」と思ってもらえるようにしましょう。
悪い例として、自分のすべてを知ってもらおうとしてお見合いの段階で、自分のことばかり話して、相手のことを全く気にしていなかったり、自己ＰＲがただの自慢話になったりしていませんか？
本人としては、「全力投球！！フルスイング！！やり切った」と満足を覚えるかもしれません。
お見合いの後に「今日は会話が弾んだ」と思っても、交際を断られたりすることがあるのはこのようなことが原因かもしれませんね。
交際初期はもっと気楽に
とにかくアウトにならず、次につなげよう！
ぐらいの気持ちでいけばいいと思います。
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元警察官仲人・山下陽
